就職時の面接対応
就職時の面接対応
就職試験の面接では、担当者から質問はないか聞かれることがあります。
もちろん、その会社が第1志望であるなら、さまざまな疑問点が出てくるかもしれません。
ですが、第二、第三志望の会社の場合、聞きたいことと言われても、
何も考えつかないことがあります。
質問はないですかという質問からは、応募者が能動的な気持ちを
持っているかどうかを判断しようとしています。
的確な質問を出せる人であれば、企業側としても、
有用な人材だと判断されるかもしれません。
企業紹介や、会社の業務内容などの資料を見て、
その会社への理解を深めておくことが、いい質問をするポイントです。
もしも質問がないかと聞かれたら、その場になってから考えるのではなく、
あらかじめ質問の候補をあげておくことです。
仮に質問がまったく出てこないなら、面接官はそれほど会社に
就職したいという意志が無いのだと感じてしまいます。
質問の有無はと聞かれた場合に、矢継ぎ早に質問をしろといっているわけではありません。
本当は何も知りたいとは思っていないのに、強引な質問をしていると、
相手にバレてしまうでしょう。
面接の時は、要を得た質問をしっかり行えることで、
担当者にいい印象を持ってもらえることもあります。
受け答えをきちんとして、話の内容をメモするなどの傾聴の態度も示すといいでしょう。
就職活動では、採用試験のどこかの時点で、ほぼ必ず面接を受けて、
突破しなくてはなりません。
緊張していつも通りの受け答えができないという心配もありますが、
まずは落ち着いて面接に臨むことが大切です。面接を受ける時には、
大抵の会社でチェックされているといわれることがいろいろとあります。
まずは、第一印象です。ぱっと見たときの服装、髪型、表情などを見られています。
初めて会う人に対しては、外見の印象が一番最初にその人について知る情報になるためです。
見た目といっても凡庸か美人かという問題ではなく、
社会人としてふさわしい身だしなみやマナーを持っているかです。
これから先一緒に仕事をしたいと思ってもらえるくらいの印象は、
面接で持ってもらいたいものです。どんな話し方をするかも大事です。
どんな話し方をする人なのかで、その人の内面が推測できるためです。
その人のキャラクターが、話し方でわかることもあります。
面接時には、面接官の手元には履歴書が置かれています。
履歴書に書かれている文字のきれいさでも印象が変わります。
きれいな字をかけていなくても、心をこめて書いた文字であれば、好感が持てるでしょう。
時間をかけて書いた履歴書だという印象が相手に与えられれば、
熱意の強さという印象を受けます。面接をする時の心配ごとは、
緊張の余り失敗するかもしれないということですが、面接では、
緊張はする人のほうが多いのではないでしょうか。
就職活動を無事にやり遂げるためには、緊張気味でも、
相手に聞かれたことに一つ一つ答えていくことが重要です。